ディテールの大切さ
今回は先日お引き渡しさせていただいたキッチンのお話しです。
前回はシステムキッチンとは?というお話しをさせていただきましたが、その中で「基本的に使われる方の使いやすさ(利き手・身長など)や配置を含めたキッチンへの希望・こだわりを優先して設計・デザインしますから、思いのこもったオリジナルキッチンにできることも魅力です」と書きました。
一足先にNEWSでH邸のキッチンを納品させていただいたことをご報告させていただきましたが、そのH邸のキッチンに対するこだわりをご紹介させていただきます。
Hさまはキッチン製作にとても熱心で、さまざまなリクエスト(要望)をいただきました。
実は、これらの要望を実現できるようにすることは、職人としてはとてもやりがいを感じることなのです。
確かに技術的にはかなり難易度の高いことを要求されることもあります。
そんな場合は一所懸命に考え、図面を引きながら何とかそれを実現するためにいろいろな方法やアイデアを考えます。
それだけではなく、同時に重要なことは「きれいにつくること」なのです。
希望を叶える、要望に応える、それだけではだめなのです。
つまりディテールと呼ばれる細部まで美しく仕上げなくては意味がありません。
機能を満たせばいい、わけではないのです。
キッチンの中にあるスペースを意識して、そこに入れるものの配置と大きさなどをシミュレーションしなくてはいけません。
それらをクリアできる方法(アイデア)が見つかったら、施工用の図面を引いて製作します。
そして先ほど述べたように細部を疎かにすることなく、満足していただける仕上げを施すのです。
ところで今回のリクエストは。
■コンロ脇に調味料を入れるための引き出しがありますが、調味料が2列に並ぶように奥にある段を高くしました。(ひな壇のような感じでしょうか)
■シンクの下にごみ処理機を置き、それが引き出せるように工夫をしました。
■窓のある面に接している天板正面奥の部分を立ち上げて、水が壁の隙間に入りにくくしました。
オーダーメイドだからこそ実現できることがあります。
どうぞ、あなたの理想とするキッチンをつくるために、どんなことでもシンバウトにご相談ください。
無理難題も、きっと解決できると思います。(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
